入れ歯にもいろいろ種類があるのを知っていますか?
部分入れ歯に総入れ歯、単純に分ければこの2種類になるのですが、
磁石を使った入れ歯、金属を骨組みに使った入れ歯、金具を使わない入れ歯など、
種類はたくさんあります。
また健康保険が適用される入れ歯、自費治療の入れ歯にも種類が分かれます。
そんな入れ歯の種類や入れ歯に関する情報を一般の方がわかるように解説や紹介をしていきたいと思います。
むし歯や歯周病、また怪我などで、歯を一部または全部を抜いたときに、歯の代わりになる器具です。
入れ歯は歯の代用をこなすだけでなく、いろいろな機能の回復にも使われる非常に重要な道具と言っていいでしょう。
■歯を失うことによって物が噛みづらくなった機能の回復。
■審美的な回復、前歯などはもちろんだが、歯を多く失うことにより、口のまわりや頬がやせたり、シワが多く入ったりして顔貌が変ってしまうのを防ぐ。
■残っている歯が倒れこんだり、伸びてきたり、動くのを防ぐ。
■発音の回復
■歯がなくなることによる咬み合わせの変化により、肩こり、頭痛などの不定愁訴を防ぐ
■物を飲み込みやすくする
入れ歯は歯のない部分をおぎなう装置ですが、
それ以外にも歯科治療において行われる処置として、
ブリッジやインプラント等の処置があります。
どちらも入れ歯とは区別される処置であり、
その治療の適用や特徴があり、症例によって処置が決定されます。
さし歯を入れ歯と混同される方がおられますが、
さし歯は残っている歯の根っこの上に土台付きでいれる歯であり、
歯のないところに入れる入れ歯とは区別されます。
入れ歯を嫌う方はたくさんおられます。
入れ歯以外の処置が可能な場合もあるので、
歯科医師とじっくり相談の上、
治療を決定されるのがベストだと思います。